【平成27年6月3日】スマートフォンアプリ開発科第3期 修了生 座談会

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2015/06/11
プログラミングってものの楽しさを、少しでも感じられました

江本みなさん、おつかれさまでした。座談会っていうわけでもないんですが(笑)6ヶ月間を終えて、率直な感想を伺おうと思いまして集まっていただきました。訓練、いかがでしたか?。

日野んー。はいったときは開発の言語すら知らず、全然さわったことないソフトも使って…、でも6ヶ月間、ここまでやってこれたし、最後まで出来たのは、そんなカリキュラムを作っていただいた…、プログラミングスクール,ナインの…。

江本いや、無理にヨイショしなくていいですよ。

全員(笑)

日野えー!そういう場じゃないの?(笑)じゃあ、んー、技術的なこと…、でもレイアウトとか、UIとか、本当に『人が使う』ってことを想定して考えてデザインをしたことがそんなに無かったので、そういった考えをちゃんと踏まえてデザインに関われたことは、経験としてすごく良かったです。

仁木日野さんはコーディングよりもHTMLとかの授業が良かったんでしょ?。

日野そうそう!HTMLとCSSの授業は面白かったです。はじめてテストで(HTML・CSSは)不合格とらなかったんですよ!あとは全部撃沈(笑)再テストではちゃんと合格してましたけどね。

仁木ぼくは、ここに来るまでまったく知識のない状態でプログラムを見ていたことがあって、なんとなく『ここがこうなってるんだろうな』っていう風な改造ばっかりしてたんですね。だから、いちからプログラムを組むってことをしたことがなかったんですよ。それで、実際ひとりでコードを組むようになったんですけど、結果、全部で3つものアプリを完成させることが出来たっていうのは、すごい充実感でしたね。

江本そういえばたしか仁木さんは面接の時から『プログラミングに関しては少しだけ経験があるけれど、ぼんやりとしかわかってないところをクリアにしたい』という風におっしゃってましたもんね。クリアになりましたか?

仁木そうですね、やること・やっていることが明確になったというか、全体的に。いままでは全体像がまったく見えないままプログラミングを見てて、この部分はわかる気がする!といった場所しか触れなかったのが、ひとつづつ納得できたというか、攻略していけたというか、以前にくらべてクリアになりました。

江本全体の設計は仁木さんが担当されたんですか?。

設計は全体で行ってましたが、私たちでは難しい、というところを仁木くんには主に担当してもらって…。データベースとの連携であったり…。

仁木だいたい外枠はわかっていて『こういう動作をしたいんだけれどどう処理していいかわからない』といった問題箇所をうけて、ぼくが細かく見て修繕していってたってことが多かったイメージですね。

江本辻さんはいかがでしたか?。

ぼくも日野さんと一緒で、はいった時にはもう、言語に関しては何も知らない状態だったんですけど、やっぱりやっていくうちに、書いたコードが正解で、実際に動いたのを見たときには『嬉しい』って想いが一番にあって、最後のほうとか、終わってからも家で結構、よる遅くまでやってた時もあったんですけど…。

江本メール、社員全員に届いてましたから(笑)

日野そうそうそれ!すごい!びっくりした!。

それ、全然しらなかったんですよ!さっき聞いて(笑)

江本夜中の3時とかに届いて、頑張ってるなぁって思ってました(笑)

最終課題アプリは確認メールが届くまでを完成としていたので、開発中に行ったテストメールが社内ではたくさん飛び交っていたのでした。

まぁ、そういうのもあって、作る楽しみというか、作る喜びみたいなものが新しくできたなぁって。これまで製造関係に勤めたこともありましたが、ものづくりという意味では通ずるものがあって、パソコンの内部でもものづくり、アプリを作るということが実現しました。

江本ありがとうございます。成田さんはいかがでしたか?。

成田そうですね…。良くも悪くもこの半年間、いままでの人生の中でいちばん悩んだんじゃないかなぁと思います。途中、本当にObjective-C(開発言語)が分からなくって、さらに訓練の最後には就職もしなければならない、という中で、江本さんにも何度となく面談していただいたりとかもあって、でまぁ、それでアドバイスもいただいて、就職活動も一緒にしていったら、ちょっとづつ気持ちも晴れてきたし、それで、ほとんどアプリの制作にも関われていないときにも日野さんとかが、かわりにプレゼンをまかせてくれたりだとかで、本当だったら途中で就職活動に専念する予定だったんですが、みんなとだったら最後までやれるんじゃないかと思えて、頑張れた感じでした。

江本なるほど。

成田でも、タイピング練習も最初よりも確実に早くなったと実感したし、そういった基本的なPCスキルを向上させられたというだけでも、ここに来て良かったと思えるし、プログラミングもなんとなくだけど上達してきて、サンプルコードを見つけてきて実装してみたり、一つできたら楽しくて、そういった意味ではプログラミングってものの楽しさを少しでも感じられたことも、いい経験になりましたね。

江本必ずしも皆さん全員がアプリ開発に携わる職業につけるわけではないかもしれない中で、なんらかの経験がそれぞれ今後に活かせそうだということで安心しました。

あ、ぼくはまずMacを買いたいって思ってます。

全員突然(笑)

就職先はアプリ開発と違うものになったとしても、サンデープログラマーとして開発は続けられるだろうし、Macがこんなに使いやすいということも初めて知ったし(笑)

成田先生が最初に『Macを使ったらWinには戻りたくなくなるかも』って言ってたのがわかりました(笑)

達成感が味わえる時間だった

江本この記事はもしかしたら、求職者支援訓練に行こうかどうしようか、いま迷っている、悩んでいる人が見るかもしれないんですね。つまり、半年前のみなさんと同じ状況の方たちだと思うんです。半年前の自分を思い返して、なにかありますか?。

仁木最初この講座を受講するとき、正直アプリを完成させるところまでいかないイメージがあったんですよ。なんとなく作って、骨組みというか、大まかな作り方だけを学んで、覚えて、それでなんとなくわかって、終わる…みたいなイメージを最初は勝手に抱いていて。で、いざ入ってみたらなんか後半からは開発開発で作りまくってるし!みたいな(笑)作れるもんなんだなぁ~って正直思ったんですけど…。

江本ねぇ…、作れましたねぇ。

全員(笑)

仁木いやでも本当に入る前はぜったい作れる気がしてなかったので(笑)これから学ぶ人、興味はあるけど、とても作れる気がしない人も多分相当数いると思うんですよ。でもいざやってみたら、なんだかんだで作れるようになりますよ、って言いたいですね(笑)

江本実はうちは、全国的に見ても結構スケジュールをきつきつでやってるんですよ。他のところはもう少し緩やかな感じなので、だから基礎だけで実践まではなかなかいかないと思うんですね、おそらく…。一通り文法とかそういった基本を学んで、最後にちょっとしたものを作って終わるといったような感じなので、だから実際『つかえるアプリ』を作ったのはみなさん凄いことだと思いますよ。

まぁ初心者からでも安心していい、という感じでしょうか。個人的には、これから就職してアプリを制作するにせよ、自分でアプリを制作するときにせよ、こうしていちからアプリを作ったっていう経験がもう出来たから、あとはもう、アイデアを出して、そのアプリを作っていくっていうことなので…。

成田プレゼンに来ていただいた修了生のかたが最後の感想コメントで『1日1行でもコードを書いていくことが大事です』とおっしゃってたのがすごくぼくは響きました。 ぼくは正直、PDとかそういったハード系が昔から好きで、ソフトとかも作ることができれば楽しいんじゃないか、という軽い気持ちで受講したから、最初の一ヶ月は結構ふわっとしていて、このままやっていけるかどうかもわからないし、なんとも言えない感じでしたね。とりあえず、やれるところまでやらないとわからないというのが大きかったし。でサンプルコードも終わって実際作るとなっても、本当にぼくは一番わかってなかったし、やっぱり辛かったですし。いまは随分マシになりましたけど。

いやでも、そうは言っても最後のアプリはほとんど成田くんが中心だったから(笑)

成田そうですねカメラは結構、いじれたというかコードを取ってきて、書き換えることができたり、データを本体に保存するところの実装とか、辻さんとふたりで結構悩みましたが(笑)すごく面白かったですね。

仁木ということは、他のところもわからなくっても、調べて実装する力はもうついてるはずなんで、あとは時間さえあれば成田さんもできるってことだと思いますよ。

やっぱり、まぁ他のアプリでも、なにかコードを書いて、実際テスト起動してみて、動いたときの、達成感というか…味わい深いですよね。達成感が味わえる時間だったというか…。

江本あぁなるほど。良いこと言いましたよね、今。達成感が味わえる時間…。もうちょっと声大きく言っていただければ…。

全員(大笑)

というわけで和やかなムードのまま座談会は終了となりました。半年間という訓練を終えて、プレゼン・修了式 直後だったということもあり、皆さんとても自信に満ちて、充実感のある顔をされていたのがとても印象的でした。みなさん6ヶ月間本当にお疲れさまでした!

スマートフォンアプリ開発科 修了制作『ゲームアプリ-アンブレラン・珈琲注文アプリ・図書コーナー貸出アプリ』

スマートフォンアプリ開発科3期では、終了制作課題として3つのアプリを制作しました。開発環境はX-Code、言語はObjective-Cを用いて、小さい子でも楽しめる傘さしアクションのアプリから、実用性を重視したオーダー管理のアプリ、本の貸し出し管理アプリと、いずれも立案・企画から設計、実装まですべて講習生のみで行い、県内外の企業様を招いた最終日に、プレゼンテーションを行いました。

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